あなたはきっと想像もしていなかったでしょう。
私たち自身も思いもよらなかった出来事が起こりました。

爾嘉と私は、広々とした芝生の上に並んで座り、
六千人を超える人々とともに、
海上に打ち上がる花火を待っていました。
ここは、日本で最も発展の可能性に満ちた街――
神戸。

これまで私たちが目の当たりにした花火といえば、
2000年シドニー冬季オリンピックの夜空を彩ったものだけ。
たしかに美しかったけれど、どこか遠い世界の出来事のようで、
心までは届かなかった。

けれど今夜、神戸港の息づかいは、
八月からずっと私たちと共にあり、
今宵、私たちはその特別な客人でした。

会場の司会者が軽やかに声を響かせ、
三度目の挑戦でようやく本当になった十秒のカウントダウン。
私たちは日本語で一緒に唱えました――

じゅう、きゅう、はち、しち、ろく、
ご、よん、さん、に、いち、
そして「ゼロ！」

その瞬間、夜空に光が走り、
無数の花火が息を吹き返すように昇りはじめました。

それぞれの花火には、命があり、創造の魂がありました。
解き放たれた彼らは、我先にと自分の力を示したくてたまらない。
あるものは天の頂を目指して一気に駆け上がり、
頂点で自らを爆ぜさせ、
あるものは精霊のように追いかけ合い、
あるものは恋人のように寄り添いながら駆け抜ける。

赤、青、緑、紫、白――
唸り、叫び、弾ける音。
雨のしぶきのように、火の樹のように、
そして金粉のように夜空から降り注ぐ。

だが、すべての花火に共通する目的がありました。
それは――
自らを犠牲にして、
空を見上げるすべての人々を祝福すること。

子どもも、若者も、大人も、年を重ねた人々も、
未来に夢を持ち、決して諦めない人々のために。

ああ、神戸――
なんと優しく、誠実な街なのでしょう。
この夜の歓待は、彼女の美しさそのものを表していた。
完璧で、調和に満ち、そして魅力あふれる都市――
それが、永遠に輝く神戸です。

Full Right Brain Dream + Creativity =

31 Nobel Laureates

満右脳の美しき夢 × 創造力 = 31名のノーベル賞受賞者

2025年8月、私たちは絵画のように美しい日本へ降り立ちました。
心の中に淡く描いていた計画に従い、
人生の後半戦に、より輝かしい幕が開いたのです。

日本—
まるで予感していたかのように、
右脳潜在力の開発に約30年携わってきた
私たち二人を温かく迎えてくれました。
日本での私たちの事業名は
**「日本満右脳文化」**です。

その後、次々と吉報が舞い込みました。
まず、理想主義の政治家 高市早苗氏が自民党総裁に選出。
翌日には、大阪大学の **阪口志文（しもん・さかぐち）**教授が
2025年ノーベル生理学・医学賞の受賞者となり、
続いて京都大学の **北川進（きたがわ・すすむ）**教授が
ノーベル化学賞を受賞しました。
さらに、予測どおり高市早苗氏は無事選挙に勝利し、
日本史上初の女性首相となりました。

Congratulations! Japan!